Thursday, August 21, 2003

カレーな香りのエチオピアン

エルサレムの青空の下に人知れず広がる
小さなエチオピア・ワールド。
そこにはアフリカのエチオピアの言葉と
料理と男たちが住んでいる。

この空間にあるドアというドアは、
なぜだか知らないけれど、とっても小さい。
それにみんな緑色に塗られてる。

エチオピアの言葉、陽気で純朴。
帽子をかぶったペンギン聖職者たち。

いつからここに住んでるの?

はははは、ずーっと昔からだよ。

屋根の上にはイスがあるね。
あれ、だれか座ってるね?

左手の洞穴長屋のような住居区からは、
なんだかいい匂いがしてきた。

ひょいとのぞいてみる。
くん、くん、くん、いい匂いだなぁ。

あっ、カレーの匂いだ。
エチオピアのカレーかあ。食べてみたいなあ。

そうか、もうすぐお昼だね。

あっ、鐘がなったよ。
あっ、にっこり笑ってるね。
こんにちは。

カラン、カラン、カラン。